首の痛み・寝違え
こんなお悩みありませんか?
- 朝起きたら首が痛くて、頭を横や後ろ向きに動かせない
- 何度も寝違えを繰り返す
- 首が痛くて後ろを振り向けない
- 首から背中まで痛い
- パソコン作業など長時間同じ姿勢でいることが多く、首の後ろ側が痛い
症状について
痛みの度合いは様々
「起床したら、首の後ろ側が痛くなっていた」という症状は、一般的に「寝違え」と呼ばれています。痛みの度合いは様々で、軽い首の痛みから、首を全く動かせないくらいの痛み、首だけでなく肩から背中まで痛む場合などがあります。
また、寝違えではなく、長時間のパソコン作業やスマートフォン操作などで、首の後ろ側が張って痛むという症状も近年大変多い症状です。
症状が起きる原因
■寝違え
不自然な体勢で首を横向きにして長時間寝ていた場合、首の筋肉は片側にずっと引っ張られている状態です。寝ている間、筋肉の水分は、かなり体に奪われてしまい、筋肉が硬い状態のまま伸ばされてしまうので、朝起きた時に痛くなっているのです。分かりやすく言うと、筋肉の捻挫のようなものです。
●過労や飲酒後の睡眠では寝返りの回数が減り、不自然な体勢で長時間寝続けることがあり、寝違えの原因になります。
●自分に合っていない枕を使用している可能性があります。
●長時間のパソコン作業やスマートフォン操作やストレスなどで、首の筋肉の緊張が続いていることが原因になることもあります。
■首の痛み
首の筋肉が緊張し続けて血流が悪くなることで、痛みが起きます。
●長時間のパソコン作業やスマートフォン操作によるストレートネック。ストレートネックとは、首の骨(頸椎)のカーブがなくなり真っ直ぐになってしまった状態です。
●猫背、背骨や骨盤の歪みによる首の筋肉への負担。
その他、加齢などに伴う首の骨(頸椎)の変性による病気が原因の場合もあります。
●頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症など
放っておくと、どうなるか?
痛みが増す、しびれるなどの症状も
軽い寝違えや首の張りによる痛みは、数日で引くことも多いです。しかし、痛みの原因が、長時間のパソコン作業やストレートネック、頸椎の病気などにある場合、その原因を特定して改善しないと、寝違えを繰り返したり、症状が悪化して痛みが増したり、手がしびれるようになったりします。
当院の治療方法
治療は、痛みの程度にもよりますが、あまりにも痛みが強い場合には、鍼治療を薦めています。また、それほど痛みは強くないけれども、姿勢が悪く、普段から肩が中に入っている方には、肩甲骨をぐっと広げる猫背改善の治療や上半身矯正(Over Proportion Change)をして、骨の歪みと筋肉の歪みを取ってあげると、一日で症状が治る場合もあります。大変即効性があります。
あとは水を意識的に飲むことが大事です。体内が水分不足にならないようにしましょう。