悩みタイトル

1.最近体のハリが強くなってきた
(筋肉のハリはぎっくり背中の原因と言われています)

2.姿勢が悪くなってきた
(姿勢が悪い状態が続いてしまうと筋肉が常に緊張した状態が続きふとした動作の時にぎっくり背中を引き起こしてしまいます)

3.冬になり体の冷えが強くなってきた
(冷えは万病の元と言われる通り体調の変化を体に引き起こしてしまいます)

4.体が硬い
(筋肉はゴムの性質に似ており硬いゴムを伸ばしていくと切れるように体が硬い方は急な動作をした際にぎっくり背中を引き起こしてしまいます)

5.不眠
(不眠が長く続いてしまうと体の不調を訴えやすく筋肉が固まりぎっくり背中の原因になります)

ぎっくり背中に対する当院の考え

ぎっくりとは俗称で本来は捻挫、もしくは肉離れになった状態を言います。
筋肉は骨に付随しているので、例えば骨格の歪みがあると筋肉も一緒に捻れ、それが積み重なると不意に痛めてしまいます。
例えるなら、今まで支えてくれていた堤防の耐久力が減り破損、もしくは決壊した感じでしょうか。

急性期は強い痛みと炎症伴う事が多いので動かす事は難しいですが、最終的に骨格の歪みに由来した症状なので歪みを矯正していくことが当院のぎっくり背中に対する考え方になります。
もしもこの症状になってしまったらまず氷で患部を冷やし、安静にするようにお願いします。

ぎっくり背中を放っておくとどうなるのか

ぎっくり背中は2つの期間に分けられます。
①ぎっくり背中直後(炎症期)
→炎症期では、筋繊維の早期回復を促すために過度なマッサージは行いません。
炎症期は約3日間かけて出てきます。適切な対応をすることで、炎症反応を早期に軽減させることができます。

②ぎっくり背中(修復期)
→炎症気が過ぎると、次に組織が修復していく過程に入ります。この時期には日常生活の特定の動作などで痛みが出てきます。
組織修復をしていく時期では、過度な刺激を加えつつ身体本来の可動域や柔軟性を獲得していきます。

施術を行わなかった場合、筋肉が張りやすくなることによって一定の期間で再発します。
また、背中の筋肉は腰や首と密接な関係を持っていることから肩こりや首こりが出やすくなります。
そのため、適切な範囲で施術をしないと、痛みが引いた後に筋肉の過剰な緊張状態が作られる可能性があります

ぎっくり背中の軽減方法

ぎっくり背中の軽減方法は2通りに分けられます。
①炎症期の施術
→上記でも記した通り炎症期での施術では過度なマッサージは行いません。
・高電圧電気施術(ハイボルテージ)
・超音波施術
・炎症反応が強い場合にはアイシング
以上の施術を行うことが多いです。
こちらを行うことで、炎症反応を早期に軽減させることが出来ます。

②修復期
・筋肉の組織修復を促すマイクロカレント療法
・筋肉の痛みを緩和させる鍼灸施術
・筋肉の柔軟性獲得のためのストレッチ
修復期では、適度な刺激を加えつつ身体本来の可動域や柔軟性を獲得していく必要があります。
こちらの施術を続けた上で痛みを感じにくい状態になるまでには、約2週間前後かかることが一般的です。

施術を受けるとどう楽になるのか

ぎっくり背中とは、背中の筋肉や、筋肉を包み込んでいる筋膜という組織が破れてしまうことで起こります。いわゆる「肉離れ」のような状態です。
患部は炎症を引き起こしていることが多く、熱感を持っている約4〜5日までは患部にアイシングを施し炎症を抑える施術を行います。
また、患部はなるべく動かさないようにして安静にしてくださいね。

軽減するために必要な施術頻度は?

軽減させる為の施術頻度としてはまず急性期で炎症がある場合、3~4日間の目安で炎症が起きる為患部のアイシングを行います。
その間も患部周辺の関連する筋肉を緩めていき、大よそ二週間、ご来院いただくことをお勧めしております。
但し、日常生活の負荷が大きければ大きい程患部の負荷が掛かるので、そのような場合は約一ヶ月間を目安にご来院いただくことをお勧めしております。